水は飽和状態(蒸発と凝結が釣り合った状態:水蒸気量がいっぱい)に達するまで蒸発(水蒸気:目に見えない)し続け、温度が上がるほど飽和水蒸気量は多い。凝結は通常飽和状態で蒸気が水中に入って起こるのだが、微粒子の核が大気中に存在する場合(海面には塩の微粒子が大量に存在する)、これにくっついて凝結が起こる。これが雲だったり霧だったりする。
霧は温かい空気が風に流されて冷たいところに移動して冷却やされると出る。(移流霧)
これが霧発生の代表的なもので最も理解しやすい。温かく湿った空気が冷やされ、空気中で水蒸気の凝結が起こるために霧となる。代表的には、北海道の南東域でよく7月頃発生するものが挙げられる。この海域は冷たい親潮の南限で、 |